超久しぶりに、庭の話題を。
ほいみん家の庭は、以前は花が中心だったのですが、いつしかやってくる鳥がメインになって実のなる樹を中心に、とだいぶ様変わりしました。実は地味なので目立たないですが、秋の一時はとても賑やかになります。
赤と黄のピラカンサ。棘が凶悪なので道路にはみ出ないように常にメンテナンスをしなければならないので大変です。棘のないピラカンサ(オレンジ)も植えていて、これらがいちばん派手で目立ちます。
メジロの大好物なので、実がなくなるのはかなり早いです。
手前がセンリョウ、その奥がヨウシュヤマゴボウ(雑草)、その奥がガマズミ、右側に、今は実をつけていませんが、ハナイカダという、葉っぱの真ん中に一粒だけ実をつける珍しい植物があります。
ムラサキシキブ(紫実)と右側が矮性のニシキギ、その奥がハナミズキ。ニシキギは紅葉はきれいなのですが実がほとんどならず、ハナミズキは環境が厳しくて成長がよくなくてちょっとかわいそう。
左がコミカンで右が桃実のムラサキシキブ。ミカンはきっと色が付いたら即食べられてしまうでしょう。桃実のムラサキシキブは名前は同じでも紫実とは違う種類だと思います。
引っ越した直後からある最長老のシマダイダイ。見た目きれいですが食べられません。ただの鑑賞用。
マメガキ。親指の爪ほどの大きさしかありません。
ウメモドキ。これもいろいろな種類を集めていて、赤実、白実、橙実、よくみると縦筋が入っている実(源平ウメモドキ)など。
シシユズ。通行人の方がびっくりするのですが、子供の頭ほどあります。青いうちならばゆずの香りがして同じように扱えるようなのですが、うちは落っこちるまで放置しています。だいたい元旦前後に最後の実が大きな音を立てて落っこちますw
マユミ、これもいろいろ集めていて、赤、白、ピンク、橙などがあるのですが、虫が中に入りやすかったり、この樹だけにつくカメムシが大量発生するので、数を減らしながら扱いに苦慮してます。秋が深くなるとパカっと割れてかわいい実が出てきます。
コトネアスター。実はきれいなのですが、おいしくないらしく、いよいよ食べ物がなくならないと鳥は食べてくれません。
ツルウメモドキ。この樹はつる性でとても凶悪で、普通に鉢植えすると穴から根を出して庭の端までありとあらゆるところからニョキニョキ生えてきて抜いても抜いても手に負えなくなるので、鉢周りを囲って厳重に管理しています、これも中が割れるときれいな赤い実が出てきます。
矮性のサルスベリ。つるつるの太い幹にならない小型のサルスベリです。実はスズメが食べるぐらい。
奥がブッドレアで手前がシソ。ブッドレアは実はなりませんが、とにかく春から秋まで花が咲き続け、たくさんの昆虫を呼んでくれます。虫を呼ぶ花と言われていますがほんとそんな感じ。
シソは昔一度だけ育ててから毎年こぼれ種で生えてくるのですが、かなり遅い、他の実がなくなる時期にも実がついていてスズメの大好物なので、あえて放置しています。
クコ。漢方で使われたりする実ですが、鳥はどういうわけかこの樹の効用がわかるみたいで、真冬の餌がない時期になると、ヒヨドリはこの葉っぱだけむしゃむしゃ食べに来ます。葉っぱを食べるのはクコだけです。何かわかるんですね鳥には。
生い茂っていてわかりにくいですが、アキグミ(黄)とニシキギとアキグミ(赤)が生えています。巨大化するのですが、剪定しちゃうと実がならないので、できるだけ放置しています。
下の方にキャラボクもありますが、成長が遅いのでずっと放置。
マメツゲ。ツゲではないのですがそういう名前になっていて、これも秋が深まって食べるものがなくなるころになるとようやく実を食べてくれます。
ナンテン。赤やら白やらいっぱい勝手に生えてきます。
ヒサカキ。花が異様な匂いがするのですが、その季節以外は何の特徴もなく、毎年雌樹はたくさん実をつけてくれます。
昔たくさん植えていて処分してしまったラズベリーは残った根から毎年あちこち生えてきて実を成らせています。なぜか実は鳥は食べません。ブラックベリーとかラズベリーとか、毒じゃないはずなのですがなぜか全く食べてくれません。
矮性のザクロ。巨木になると手に負えないので、矮性のものを育てています。ちゃんと小さな実がなって、割れるとすぐに鳥が食べに来ます。
この周りにブルーベリーがあったのですが、そろそろ寿命なので新しい樹を2本注文中です。鳥の大好物です。
ラカンマキ。これもいつの間にか冬になると鳥が食べてしまいます。
イチイ。これは実がよくなる矮性種ですが、何本か植えています。なかなか実付きが悪い。
これだけたくさん実がなっても年を越すころにはほとんどなくなってしまうので、そこから春まではミカンやリンゴをあげて、春までしのいでもらってます。
これからもう少し葉が落ちてきたら、空いているスペースに球根を植えて秋シーズンの終わりです。